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2017年4月

4月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1598ナイス数:348Queen LuciaQueen Lucia感想1920年代に書かれたイギリスの田舎を舞台にしたコメディー。BBCのBirds of a featherなどに通じる笑いだった。見栄を張る有閑マダムを中心に小さなコミュニティの主権争いをコミカルに描いている。100年経っても変わらないものは変わらないというのがおかしいやら、哀しいやら。読了日:04月29日 著者:E. F. Benson
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)感想長い物語の1/6まで来たところ。感想は最終巻を終えたらにしようと思う。読了日:04月23日 著者:村上 春樹
Neuromancer (Sprawl Trilogy 1)Neuromancer (Sprawl Trilogy 1)感想サイバースペースでハッカーとして暗躍するCaseが、一度は使い物にならなくなった脳を修復してハッカーとして再生する。千葉の場末の外人の溜まり場に発し、超巨大企業のAI内のバトルまで、ブレードランナー、マトリックス、攻殻機動隊をごちゃ混ぜにしたような話だった。これが30年以上前に書かれていたというのが凄い。英語は慣れるのにかなり時間がかかった。読了日:04月17日 著者:William Gibson
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)感想しばらく前に話題になっていたので、日本からの帰りに空港で購入。ちょっと毛色の変わったハウツー本というくくりでいいかな。さらさら読めて、ドラッカーを読んでみようかな、という気にさせてくれる、かな。読まないとは思うけど。読了日:04月07日 著者:岩崎 夏海
The Known WorldThe Known World感想ピューリッツァー賞受賞作。アメリカ・ヴァージニア州を舞台に奴隷制度に関係する様々な人々の様子とその後が淡々と描かれている。元奴隷だった黒人ヘンリーが奴隷を所有して農場を経営する様子、そこで奴隷として使われている人々、ヘンリーの元所有者、「自由民」として生まれた恵まれた黒人たち、脱走奴隷を捕獲するパトロールの面々、どの人の「話」をとっても奴隷制度や黒人に対する考え・接し方は複雑で、これまでいくつか読んだアメリカの奴隷制度にかんする作品の中で最も考えさせられた。いずれ再読するだろう作品。読了日:04月07日 著者:Edward P. Jones
読書メーター

by johnnycake2 | 2017-05-04 20:07 | 読書記録